東北点描其の二
2013年04月08日
秋田角館
晴れか曇り、そして雪が舞うとコロコロ変わる空模様
♪粋な黒塀見越の松♪ ^^
(多分歌われている板塀より上等な塗り壁付き)
吊り縄では間に合わないのか、積雪による枝折れを防ぐ
映画「たそがれ清兵衛」ロケ地
落雪の害を防ぐため、板を立てかけ回している
(ここ角館は東北の小京都と謳われる観光地で、
そして観光地とはいやな所である
<なにげなく山本夏彦風^^>
客の期待に添うべく、添う様なものを装い、作る
<しかし翻れば我が身も同様で難じても仕方が無い>
立てかけ回してあったありきたりの杉の五分板を見て
なんとなく感心し
あらぬ事を妄想した ^^)
土蔵
今となっては分かりづらいが
蔵を建てるには構造上、(防火、防湿など)家よりも費用が掛かり
中に納める財とともに富の象徴だったそうです
「たとえ、幕府が売り家になっても、蔵付きになります。」
とは幕末、江戸幕府の命が尽きようとしている時
横須賀に製鉄所を建設中に小栗上野介が言った事だそうです
「唐様で売家と書く三代目」
この売家にも蔵が付随しているのでしょうね ^^
軒を支える柱が印象的です
冬の必需品 ^^
シンシンとした景色に淡く灯る窓の明り
Posted by woodworks at 20:58│Comments(0)
│たのしみ